孔子の言葉

ある本を読んでいて孔子の言葉がでてきました。

 

短い文だったのに深かったんです。

 

孔子の言葉って中学?高校?の授業の漢文に少し出てきた覚えがあります。

その時は特に何も思ってなかったのに、

大人になって心が動かされるというか心に突き刺さる言葉なんだと感じました。

 

私は数年前に悪人に出会い、人生どん底を経験しました。

許すことはできないけれど、私は絶対にその悪人より良い人生を歩めると実感しています😌

 

孔子はこう言っています。

 

「疏食を飯ひ水を飲み、肱を曲げて之を枕とす。

楽しみ亦た其の中に在り。

不義にして富み且つ貴きは、我に於いては浮雲の如し。」

 

『粗末な飯を食べ水を飲み、肱をまげて枕にする(ような貧しい生活)。

楽しみはやはりその中にある。

不正な行いによって富みまた貴くなっても、それは自分にとって浮雲のようなものだ。』

「富と貴とは、是れ人の欲する所なり。其の道を以てせざれば、之を得るとも処らざるなり。

貧と賤とは、是れ人の悪む所なり。其の道を以てせざれば、之を得るともさらざるなり」

『富と貴とは誰しも欲しがるものである。しかし正しい方法で得たのでなければ、そこに安住しない。

貧と賤とは、誰しも嫌がるものである。しかし正しい行いをして貧賤となったのであれば、

それは(天命であって)それから去ろうとはしない』

 

このように昔からこう言われているのです。

よくみんな言いうと思います。

 

「人にしたことは自分に返ってくる。」

 

それはいい意味でも悪い意味でもです。

 

人に悪いことをしたら、いつか自分に悪いことが返ってくるし、

人にいいことをしたら、自分にいいことが返ってきます。

 

長い目で見ても自分にいいことが返ってくる方がいいですよね😊

 

なので私は酷いこと(この言葉で表せないくらい)をされてもその悪人はほっといて前向きに生きていきます。

 

悪いことをしたことのある人には孔子のこの言葉を伝えたいです。

 

「過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。」

『過ちを犯してもそれを改めようとしない、これを本当の過ちというのだ。』
※人は誰しも過ちを犯すものである。しかし、犯してしまった過ちを、過ちと認め改め、

二度と繰り返さないことが大切である。

 

許す許されるかは別としてね😛

 

とにかくこの本読んで私が思ったのは、

徳を積んでいこう😌

 

下心があるのは良くないけれど、

しないよりはマシかなと思ってます!

 

今回引用した文献は

小丸法之,佐藤利行 編,『孔子のことば』,白帝社,2009年,149ページ

 

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